警備なんて楽な仕事─。
ネタを探していたら、そんなブログを目にしました。
確かに、楽な仕事もあります。
週末のイベント警備や、空調の効いた施設警備などは比較的そうでしょう。
でも、これらの仕事より圧倒的に多いのが交通誘導警備です。
元・女性警備員が体験した警備員のお仕事。
ちょっと愚痴るので聞いてみませんか?
かなりの毒舌です。
現役の警備員は全員、回れ右でお帰り下さい。
苦情は一切受け付けません!
楽なわけないだろ!
景気が良いと警備員は足りなくなります。
景気が悪いと警備員は余ります。
この事が、全てを物語る……
警備員のアルバイトしてた友人が楽って言ってたもん!
いやさ、バイトに難しい仕事を任せるわけないじゃんか……?
陽射しがさして暑い時は、気を使うよ。
なるべく日陰に配置しようって。
バイトが倒れると現場責任者が困るからね!
優しさから気にしてくれる人もいれば、保身から気にしてくれる人もいる。
だけど、稀にいるアホな現場責任者の元へ配置されたら、あなたは絶対に違うバイト探すようになるよ。
ただボーッとしてるだけだろ?
仕事ができない警備員だけを見て判断して、入社をすると酷い目みるよ?
大型工事車両を、笛と旗の合図だけで誘導。
交差点の信号機を消して、旗を使って人間信号機に変身。
高速道路での交通誘導は命がけです。
仕事ができない警備員は、楽な配置してもらう代わりに、仕事を貰える優先度がとても低い。
それは、給料直結です!!
春夏秋冬とにかく辛い
花粉症でもお花見警備させられる
某、お花見イベントの初日の出来事です。
同僚の警備員、Aさん。
いつもニコニコなのに、この日は信じられないくらい機嫌が悪い。
どうしたのかと聞いたら『花粉症で毎年断ってるのに配置された』と真っ赤な目で訴えられました。
真夏の気温は地獄です
イベント警備の最中、熱中症で倒れる警備員。
施設警備の搬入口で、熱中症による筋肉痙攣を起こす警備員。
夕方過ぎた頃でも熱中症は襲ってきます。
心臓停止された方もいました。
それなのに、水分補給のペットボトルや、塩分補給の飴で、会社に苦情の電話をする通行人がいるというこの現実。
必要な仕事だろうが絶対に勧めない!
誰かがやらないといけない仕事です。
だけど、経験者だから言います。
大切な人には絶対に勧めたくない仕事でした。
一部の警備員は本人が酷い
まともな警備員なんて、半数もいない。
酷い警備員のせいで、まともな警備員が損をする業界No.1じゃないだろうか……
能力うんぬんじゃありません。
真面目に仕事せず、クレームが入っても本気で自分が悪いと思わない人間が多すぎでした。
禁煙現場でタバコを吸って、叱られても本気で悪くないと思ってたあの先輩。
あの時の言い分、本当に意味が分からなかった。
セクハラが当たり前
定年退職後、年金が少なくて警備員になる人間はだいたいセクハラする。
中には、まともな人もいましたよ。
でも酷い奴ほど印象に残るもの、嫌な思い出ばかりです。
警備員を辞めて本当に良かった
警備員を辞めたら、街中で見かける警備員さんがとても頑張っている人に見えてきました。
警備員になる前や、現役の時にはそんな風に見えなかったのに不思議です。
現役の時は若干、病みかけていたのかもしれません。
実際に現役当時は、自律神経失調症と思われる症状が続いていました。
今でも体温調節がうまくできません。
人には、合う合わない仕事というのが、いくらでもあります。
ただ私には、警備員は合っていませんでした。
ここまで記事を読んで、それでも警備員をやってみたいと思うなら……
ひょっとすると、あなたに警備員は合っている仕事なのかもしれませんね。
まぁ、私は絶対に勧めたくありませんが挑戦してみるのはあなたの自由です。
警備員ネタ第2弾(=゚ω゚)ノ