絶滅したはずの巨大ザメ、メガロドン。
バーサス、人の知恵。
ハリウッドが本気でサメを題材にしたらB級映画にはならなかった?
個人評価:4/5
一行感想:ヒロインがどうしても好きになれない
ストーリー
200万年前に絶滅したはずの巨大ザメ、メガロドン。
人類未到の深海が発見され、海洋研究所を設立した研究者達はその新発見と引き換えにメガロドンの恐怖を味わうこととなる。
キャラクター
ジョナス・テイラー
元、潜水レスキュー隊員。
ある事件から精神異常者と決めつけられ仕事を辞めさせられることになった。
5年後最悪の形で彼が正常だったことが証明される。
スーイン・ジャン
海洋研究所で働く研究員。
父親が所長であることもあり、研究所の後始末には積極的に動く。
ジョナスに助けられてから好意を抱くようになる。
メイイン・ジャン
スーインの娘。
驚くほどの空気を読む力で、ジョナスとスーインの間を取り持とうとする。
ジャック・モリス
海洋研究所のスポンサー。
メガロドンの件で世間の批判や遺族の問題を恐れて、メガロドンの存在を無かった事にしようとする。
ミンウェイ・ジャン
人類が未だ到達していない未知の海底。
それを調査する海洋研究所の責任者で、スーインの父親。
ネタバレ注意感想
かなり好きなサメ映画。
映画館含めたら、2桁いくんじゃないかぐらい観てる。
元夫婦が登場する場合、洋画の基本スタンダードだと、トラウマ等でダメダメ主人公が色々頑張って元鞘に収まる。
それが無いのはある意味、挑戦的でとても良いんだけど、映画制作の裏事情を感じてしまうw
それぐらい不自然なキャスティング。
そして多すぎる登場人物たち。
メイン登場人物はもう少し削って、良いと思います。
人間サイドのストーリーを少し削って、もっとメガロドンにまわせ。
そう思うくらいに、第2の主人公メガロドンの活躍が少ない。
最後の決戦も、船上結婚式だけで良く無い?
巨大が売りのメガロドンが、ビーチを襲うのは個人的に好きじゃ無いです。
辛口感想が続きましたが、本当に好きですよ。
この映画。
メガロドンの凶悪さを出す為にクジラの親子を使うところ、その演出を使って後々のおびき寄せ作戦に自然とつながる餌。
施設のクジラが襲われてなかったら、あのシーンは餌の説明をねじ込んで、グダグダしてたと思います。
頭を空っぽにして観るタイプのパニックサメ映画では無いので、極力矛盾を排除。
説明台詞が多いとダラけるので、映像と自然な会話で観る側に解るように撮られている。
メガロドンが襲ってくるところは、くるのが解っていてもドキドキしました。
絶対に喰われるだろう人物が喰われたところもイェーイ!
って感じで、本当に面白くて好きな映画です。
その他、私のお気に入りサメパニック映画