誰もが一度は聞いた事がある、ジャパニーズモンスター、貞子。
続編が出るたびに恐怖が失せ、最終的にはギャグ担も可能なキャラクターになりはてた彼女が、恐怖と一緒に帰ってくるらしい。
最近の彼女しか知らない世代は驚くだろうな、と初めて劇場で1人観た時の恐怖と衝撃に思いを巡らせました。
原作を先に読むな!を覆した映画
原作を先に読んで、映画を観ると、だいたい幻滅する。
そんな事が囁かれる時代。
劇場公開された『リング』を原作読破後に観てきました。
松嶋菜々子が綺麗だった
原作では男性だった主人公を、わざわざ女性にするなんてけしからん!
そんなに興行収入が気になるのか!?
そう思っていました、最初は……
ごめん、訂正するよ。
女性へ変更する事には、ちゃんと意味があったんだ。
意味がなかったとしても、松嶋菜々子が綺麗なのでそれだけで無問題だ。
産む、事を強調する為の変更にらせんまで気づきませんでした。
先がわかっていても怖い!
見せ方って大事だよね。
映像作品だもの。
先の展開が解っていても、怖くてしかたがない見せ方。
凄いよ、本当に。
語彙力なさすぎて、凄さが伝わらないもどかしさ
(`・ω・´)
『リング』と『らせん』の同時上映!
当時のレディースデーは1000円でした。
1000円。
それなのに、2本同時上映ってどんだけお得だったんだ!
新しいホラーは科学と融合した
リングでたっぷり恐怖を味わった後は『らせん』による衝撃が待っていました。
原作を先に読んで、映画を観ると、だいたい幻滅する。
そういった当時の雰囲気ままに、保険をかけて『らせん』だけは未読のまま劇場へ行った私は驚きました。
難しすぎて置いてけぼり感、パネー!
でも、怖いところは怖い。
てか、同時上映にせずもっと尺を伸ばした方が面白かったんではなかろうか。
なんか、……もったいなくない?
でも、好きだコレ。
同時上映だから味わえた
別々に上映されたら、絶対に味わえなかったであろう、衝撃。
『らせん』の尺足りなさはあったけど、きっとコレが正解だったんだろう。
まだ観たことのない人には、是非連続で観てほしい。
原作も読まずに、ネタバレ無しで。
幻滅するからじゃなくて、勿体無いから。
それと、絶対に間に『リング2』は、挟んじゃダメ!