新型のコロナウイルスのニュースを観ていたら、昔観た映画を思い出しました。
個人評価:4/5
一言感想:細菌兵器なんてモノは絶対に作るべきでない!
ストーリー
ザイールのモターバ川流域で原因不明の出血熱が流行し、調査を行ったアメリカ陸軍は収束と隠蔽のため燃料帰化爆弾の投下した。
感染者の血液を採取した後に……
それから数年後、モターバ川流域の小さな村で原因不明の出血熱が発生する。
キャラクター
サム・ダニエルズ
アメリカ陸軍感染症医学研究所に勤める軍医。
正義感が強く、軍の隠し事に立ち向かう。
ロビー・キーオ
サムの元妻。
アメリカ疾病予防管理センターに勤めている。
ビリー・フォード
サムの上官。
今回のバイオハザードでひろまったウイルスに心当たりがある。
ケイシー・シュラー
サムの友人で仲間。
不慮の事故により感染し、死亡する。
ネタバレあり感想
本当に起きてもおかしくない、未知のウイルスによるバイオハザード 。
毎年流行るインフルエンザだって、いつ新型が発生するか解らない。
そんなリアルを軸にえがいた映画。
現に、この映画を公開していた1995年にはザイールでエボラ出血熱が流行していました。
点と点を結んで線にしていく
まずは良かったところから。
未知のウイルスによるバイオハザード。
それを軸にえがいたサスペンス映画として、主人公達が点と点を結んで線にしていく流れが良かったです。
最初は本当に少ない手がかりでした。
それを1つずつ見つけ、与えられ線にして全貌がハッキリとする。
ウイルスの抗体を持つ猿が存在する事を突き止めるまでの、飽きさせない展開とテンポも良かったです。
結局「運」の力がおおきかった
マイナス部分。
飽きさせないテンポの代わりに、運が主人公の味方をしたから解決した感が否めません。
ウイルスの抗体を持った猿を見つけるのに、途中までは主人公達の行動と推理でたどり着けました。
けれど、そこからは運が悪ければ辿り着けなかったでしょう。
猿を乗せていた船を容易に探せたこと。
指名手配されているなか、テレビ局が協力してくれ情報を放映できたことも。
その放映をたまたま猿と仲の良い女の子の母親が観たことも。
この辺りは本当に映画だから起こる、伏線回収という名の運。
アクション映画やホラー映画ならあまり気にならないけれど、一応サスペンス映画。
観賞中に少しだけ、現実に引き戻されてしまいました。
まとめ
全体的に面白かったです。
途中で起きる医療事故も現実的で、ホラーとは違う怖さを感じられました。
現実に起きても、全然おかしくない。
現にこの記事を書いている今でさえ、新型のコロナウイルスで苦しんでいる方がいます。
これから先、未来でも新型のウイルスは生まれてくるでしょう。
この映画みたいに一部の人間がエゴでウイルスを拡散したり、隠蔽したりしない事を願います。