天使と悪魔の人知れない戦いと、均衡を守るエクソシスト。
個人評価:5/5
一言感想:キアヌリーブスはどんな役でもかっこいい!
映画「コンスタンティン」
ストーリー
主人公、ジョン・コンスタンティン。
彼には人間以外の者が見える、特別な力が幼い頃からあった。
その力は、ハーフブリードと呼ばれる、天界と地獄の住人の人間界での仮初の姿を見破ることができる。
人間界で悪さをする、ハーフブリードを始末するのが彼の仕事だった。
キャラクター
ジョン・コンスタンティン
悪魔祓いを生業とするエクソシスト。
肺癌で余命1年を宣告されているうえ、過去の自殺未遂により地獄行きが決定されている。
アンジェラ・ドッドソン
何故か犯罪者を撃つ時に、何処に撃てばいいか解る不思議な力を持つ女刑事。
イザベル・ドッドソン
アンジェラの双子の姉妹。
物語序盤で自殺をしてしまう。
チャズ・クレイマー
コンスタンティンの助手。
エクソシストを目指しているが、コンスタンティンからは面倒ごとに巻き込みたくないと思われている。
ガブリエル
天界のハーフブリード。
コンスタンティンと天界の橋渡し的存在。
サタン
一度死んで蘇った、コンスタンティンに執着する地獄の主。
感想
コンスタンティン役の、キアヌリーブスがとにかくカッコいい!
天使と悪魔や、カトリック教など取っつきにくい人でもサラリと鑑賞できます。
食わず嫌いなんてもったいない、ファンタジーアクション映画。
映画「コンスタンティン」ネタバレ感想
ここからはネタバレありの感想になります。
お気をつけ下さい。
神さまとサタンのやり取りが個人的に好き
本当に一瞬ですが、二人のやりとりが私にはツボでした。
コンスタンティンを地獄に迎えたいサタンに向かって、誰が渡すかって、彼の手を使い中指を立てる神様。
このワンシーンで、コンスタンティンの神様はただのガキだって言葉を思い出します。
ガブリエルの狂気が怖い
神に愛される人間に嫉妬した天界のハーフブリード。
嫉妬を通り越して、狂気に変わってる。
人間に試練を与えるとかまでなら、そこまで怖いキャラクターでもなかった。
よくいる黒幕。
それが最後のコンスタンティンへの言葉で怖さ割増になりました。
こいつ、本気でイカれてるよ……
神様からの加護を失って人間になりましたが、この狂気はずっと消えないんだろうな。
感想まとめ
天使や悪魔、それにエクソシストと本当に、厨二病心くすぐられる設定の映画。
だけど、大衆にも受け入れられる十分に面白い映画でした。
映像の迫力はもちろん、ほんの一場面の観せ方すら、とてもうまい。
続編の話が一度でたのに、それから聞かなくなったのが惜しいです。
たちきえたとは思いたくないです。
キアヌリーブスのコンスタンティンをもう一度スクリーンで観たい!
天界のハーフブリードになった、チャズとの絡みとか、続編を匂わせておいて観せないなんてずるいです。
配役そのままに、どうか続編を期待しております。