ジャパニーズホラーの代表「貞子と伽倻子」の壮絶な戦いかにみせた、ただの人間の弱さを見せる映画。
個人評価:2/5
貞子と伽倻子のバトルシーン、短すぎ!
ストーリー
もし、あの貞子と伽倻子が同じ世界線に存在したら……
イフで進んでいく恐怖の物語。
偶然選んで購入した、中古のビデオデッキに入っていたのは古びたビデオテープ。
それはかつて噂された、観た者は2日後に死ぬ呪のビデオテープだった。
時を同じくして引っ越しをする家族かいた。
彼らの新居の向かいには、入った者は必ず死ぬと言われる呪の家が……
キャラクター
貞子
強い超能力を持って産まれたがために、生前は苦労の絶えない美女(中性体)だった。
死後は念願を全て叶えていく最強幽霊。
近年では初期の頃に比べて、ギャグ化されている。
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伽倻子
生前はストーカー気質だったけど、勇気がなくて日記に思いをしたためる気弱な女性。
死後、色々と鬱憤をはらしていく様は爽快。
被害者は最初の数人を除き、まったくの見知らぬ他人という無差別テロ。
今回の被害者達
ホラー映画において、これだけはやるなを全て行う人々。
各個人での紹介はいらなくない?
だって、本当にテンプレートに則ったキャラ作りなんだもん。
ネタバレ感想
また、古い映画をAmazonプライムで観ました。
公開当時は観に行くか悩んでいて、同僚に感想を聞いたらネタバレになって行くのをやめた。
良い思い出ですヾ(๑╹◡╹)ノ"
それではネタバレあり感想、いってみましょう。
貞子さんサイド
まずさ、都市伝説を講義する教授ってなんなん?
民俗学かなんかのついで?
その上、自作の著書を生徒に売ろうとするなよ……
ε-(´∀`; )
そして、何故か呪いのビデオが入ったデッキを売ってるお店。
御都合が過ぎるし、バイトの女は因果応報死して当然。
そして、貞子を邪魔する者はビデオ関係なく皆殺し。
ビデオ……
胡散臭くて金にがめつい霊能者はこちら側で初登場します。
相方は何故か盲目の少女。
自暴自棄になったからって、呪いのビデオをネットで拡散してはいけません。
伽倻子さんサイド
引越し先のお家が、たまたま呪の家のお向かいでした。
ただそれだけで、家に魅入られる零感少女(両親は魅入られてない)
そう、霊感無いんですよ。
だってそういう描写無かったから。
たまたま(この映画たまたま多すぎ)イジメに遭遇して、その子達が行方不明になります。
この映画で1番の因果応報死発生!
イジメ被害者の子も亡くなってしまいますが、イジメっ子は自業自得。
よくよく考えたら怖いシーンなんですが、元イジメられっ子だったので爽快でした。
除霊開始!
ずさん。
まさにこの一言に尽きる。
多分、元ネタは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の掲示板、洒落怖の巣くうものだと思います。
強力な怨霊には、強力な怨霊を。
洒落怖の方ではうまくいってましたが、こちらは失敗しましたね。
まぁ、日本代表幽霊の優劣を、この映画で勝手に決めてはいけないと思ったのでしょう。
見事に合体してより強くなりましたとさ。
みんな被害者になって終了!
バッドエンドです。
個人的にはこうすれば面白かったのにと思う
ここからは、私が勝手にこうすれば面白くなりそうなのに、っていう妄想を垂れ流します。
胡散臭くて金にがめつい男の相棒、盲目の少女。
最初に教授が言っていた、生き証人に彼女を設定すれば良かったのに。
持ち前の視える力で1人だけ生き残り、感情を捨てて相棒の仇を取るために能力を磨く。
その子が誰かにこの事件を語る程で物語を進めていくのはありだったと思います。
合体して強力な呪いになってるわけだし、彼女から事件の話を聞いただけで呪いにかかってもおかしくないでしょう。
それを利用して彼女は人に呪いをかけては、仇をうとうとして失敗。
映画のラストで「また今回も負けた」と悔しがって終わる。
彼女の前には話を聞いていた人間がとんでもない姿で転がっていた。
彼女自身は呪いを振りまく大事な媒介なので、貞子も伽倻子も手を出さないのです。
ヾ(๑╹◡╹)ノ"
まぁ、これもホラー映画のテンプレートに当てはめただけなんですが。
ツッコミ入れながら映画を観ていたので、気づいたら妄想していました。
こっちのテンプレートの方が面白そうと。
そういえば、貞子はYouTubeはじめたけど、伽倻子は今なにしとん?