実在したヴァチカンのチーフエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父。
彼が実際に行った悪魔祓いを映画化。
1行感想:おじいちゃんカブにあってる!
個人評価 4/5
オチはさながらブラック企業のようでした。
ブラックだよな、あれ!
ストーリー
ヴァチカンのチーフエクソシスト、ガブリアーラ・アモルト神父。
彼は敬愛するローマ教皇から直接依頼を受けて、悪魔に憑依され苦しむ少年ヘンリーのもとへ旅立った。
それが悪魔の罠だと知らずに。
キャラクター(ネタバレあり)
私個人が気にいった、キャラクターの紹介しか書いてません。
てか、紹介というより好きなところです。
ガブリアーラ・アモルト神父
カブが似合うおじいちゃん。
教皇様に気に入られているのは、ちゃんと実力があるから。
これからあと、199体の悪魔と戦うなんてブラック企業勤めご苦労様です。
トマース・エキシベル神父
なんか、最初から可愛いやつ。
すぐに退場するかと思ったけど、全然そんな事なかった。
アモルト神父とのバディは最高です。
あと199体頑張ってください。
教皇
アモルト神父を心配しながらも、過酷な事をサラッとさせる飴と鞭の使い手。
アモルト神父の実力を認めているからこそ、なんだろうけどブラック企業の長だよね。
完全に(^ω^)
ヘンリー
悪魔に取り憑かれた少年。
名、演技!!
声は別の方が当ててますが、それにしても本当にすごい演技力でした。
元祖(?)エクソシストばりです。
感想(もちろんネタバレあり)
いやー、面白かったです。
日本のホラーの出し惜しみ感からの突き飛ばしも好きなんですが(最近のジャニーズホラーにはない;)最初から飛ばす感じも大好き。
99%の精神疾患等、説明のつく悪魔付きと残り1%の説明がつかない悪魔付き。
どちらを行うにしてもアクションが派手でした。
派手すぎて実話ベースな事を忘れてしまいます。
逆転現象(?)
神父サイドは本当の悪魔付きよりも、精神疾患の悪魔付きの方がアクション派手です。
なぜなら、本物の悪魔相手には祈りを捧げる事が重要だから。
最初の精神疾患の男性には豚にショットガンで派手に荒療治。
ヘンリー君を相手には、神に祈りを捧げながら防戦するのみです。
アモルト神父が途中、一度だけ悪魔祓いを諦めて自己犠牲をしようとしたけれど、行動を起こしたのはそれだけです。
教会はブラック企業
教皇様は矛盾してる。
自分からアモルト神父を派遣しておいて、何か異変が解ると狼狽気味。
そんなに心配なら、現地の経験不足な神父ではなくて、しっかりしたバディ用意したってやw
最後に、残りの199体の悪魔も頑張ってね、ときたらもうブラック企業と変わらんのよ。
まぁ、あと199本も続編作成できるのは嬉しいけど。
アモルト神父、御年齢的にきついって。
総じて理解者少数のブラック企業勤めしてる可愛いおじいちゃん
カブに乗る姿が本当に萌えなんすよ。
ラッセル・クロー可愛い。
そして、専門医でも無いのに精神疾患系悪魔祓いもこなしてる。
それが教会の中では、悪魔を信じていない若い枢機卿やらなんやらで肩身が狭いという環境。
ひどくね?
味方もちゃんといるけど、アモルト神父の仕事量がブラック企業さながらなんよ。
命をかけて本物の悪魔相手に祈りを捧げながら怪我をして、これをあと199回は続けないといけない。
バディのトマース神父、頑張って補佐し続けてくれ。
そして、補佐ばかりじゃなくて成長して楽させてあげてと祈るばかりです。
最後に
ホラーが苦手な人でも鑑賞可能だと思う。
ただし、ホラー大好きな人間の感想です。
気になってる人は誰か誘って、お家でポップコーンとコーラを持って観た方がいいかもしれません。
ちなみにマイシスターは、わざわざ実家に足を運んで私の部屋で鑑賞しました。
私は、何回観ても面白かったです。
うつ気味の日々は相変わらずですが、映画を鑑賞するくらいには安定してきました。
めでたしめでたしです。